バナタイム
ずっと気になっていたエッセイを買った。
探していると意外にないもんで、
やっと見つけました。
よしもと ばなな 「バナタイム」
探していると意外にないもんで、
やっと見つけました。
よしもと ばなな 「バナタイム」
エッセイと共に、原マスミさんの
絵も入っている。
好きな文章が一杯ある。
☆父が溺れた後遺症でもう速く歩けなくなった時、
さっそうとすごいスピードで商店街を歩いていく
あの姿が見れなくなるのか、と悲しく思ったことがある。
しかし人間は強いものだ。その悲しみはやがて
「でもまだ少しなら歩けているし」
「なんといってもまだ生きているしよかった」
「ぼけてないのが嬉しい限りだ」というふうに、
現状を受け入れて慣れていく力につながっていった。
くよくよしてもろくなことはないのだ。
そして思い出は永遠に消えないのだから。
オトコとオンナの違いについて・・。
ばななさんが自分のペットに例えてて、
☆雌は具合が悪くなるとそっと寄ってきて甘えはするが、
やがてじっくりと部屋のすみで静かにして
ひとりでなおそうとする。でも雄は違う。
「おかあさーん!」と全身を投げ出して甘えてきて、
治るまでずっと甘えっぱなしなのだ。
これもなんとなく人間にもあてはまる気がする。
他にも
押しつけがましくなくステキな文章が沢山ある。
エッセイは割と好きで、
その人の生き方とか感じてる事をのぞいたキモチになる。
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